阪急うめだ本店 モードフロアを劇場型に進化 編集売り場をイベント空間に転換

2023/10/03 06:29 更新有料会員限定


新設の「ポップアップサーカス」。デジタルサイネージも「ジバンシィ」による演出

 阪急うめだ本店は10月1日、3階モードに劇場型イベントスペース「ポップアップサーカス」を新設した。常設売り場や既存イベントスペースでは伝えきれないブランドの世界を、ファッション以外の要素も組み合わせて約1カ月間限定で打ち出す。第1弾は「ジバンシィ」、11月は「マーク・ジェイコブス」、12月は「モンクレール」。モードファッションフロアを「より進化した」ものにするためのファーストステップと位置付ける。

(吉田勧)

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 編集売り場「D・エディット」を転換した。面積は約200平方メートルで、3階エスカレーター前の「コトコトステージ31」の3倍以上。「コレクションの新作や限定商品が中心だった従来のファッションブランドイベントに対し、服や食、ライフスタイルなどボーダーレスに捉え、ブランドが持つ感性やクリエイションを五感で体験できる場」(姜世求阪急阪神百貨店第1店舗グループファッションワールドコンテンツ開発部MD開発部シニアバイヤー)とする。ひと月あるため天井や床、壁などを含め出店ブランド仕様での演出が可能。営業時間外も限定した客を対象にクローズド空間ができるようにした。

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