物流最適化支援のハコブ「ムーボバース」 トラック納入待ち、庫内作業人員を効率化

2021/01/06 06:29 更新会員限定


「ムーボバース」システム画面

 流最適化支援のハコブ(東京)のトラック予約受付サービス「ムーボバース」を採用するアパレル企業が増えている。物流倉庫での荷下ろし業務の効率化やトラックドライバーの長時間労働解消への期待からだ。アダストリアの子会社で商品物流を管理するアダストリア・ロジスティクスでは、20年夏から群馬・藤岡物流センターなど2拠点に導入し、荷下ろし平均待ち時間を大きく短縮している。

(疋田優)

 同サービスは、運送会社がトラックの荷下ろし時間予約をパソコン、携帯電話から行える納入スケジュール管理システム。運搬業では一般的に納品時間を決める商習慣がなく、大手物販企業の物流倉庫には複数の納品トラックの物流倉庫到着が集中し、荷下ろし順番待ちとなる傾向にある。国土交通省によると、トラックの全国平均荷待ち時間は1運行当たり1時間45分にもなる。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事