ジーユー・ベビー 赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」と協業品

2021/06/04 06:30 更新


 ジーユーは6月3日、ベビー服「ジーユー・ベビー」で、赤ちゃん向けテレビ番組「シナぷしゅ」(テレビ東京)との協業商品を発売した。〝服育〟を意識した、乳幼児の感性を刺激し親子のコミュニケーションを促進する服を作った。オンラインストアと七つのフルラインストア(超大型店)で扱う。11日からは全国に約120あるベビー服取扱店にも広げる。

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 シナぷしゅは民放初の赤ちゃん向け番組として20年4月に放送を開始。赤ちゃんの脳科学研究の第一人者である東京大学の開一夫教授の研究室「東大赤ちゃんラボ」が監修している。

 協業商品は子供を楽しませる仕掛けを取り入れた半袖Tシャツ(税込み1290円)と七分丈のイージーパンツ(990円)。80~100センチの3サイズ。Tシャツは揃いのデザインの大人用(1690円)もある。

 Tシャツは裾にボタンで開閉するパッチポケットが付いており、内側には番組キャラクターの刺繍を施した。大きなボタンは開閉の練習にもなる。前後どちらも着られる仕様で、子供が自分で着た際、どちらで着てもいいようにした。パンツは脇のポケットの袋布を引っ張り出すとキャラクターが現れる。

協業品のTシャツやパンツ

 協業商品を着ながら楽しめたり、服の成り立ちが学べる特別な動画も五つ制作した。ECやデジタルサイネージ(電子看板)のある店で流すほか、4日からは番組内で約1週間放映する予定。

動画の一場面と「ジーユー・ベビー」の商品

 今後も同番組と継続的な商品の開発・販売を検討している。「服を好きになって欲しいという思いから協業に至った。赤ちゃんのプロフェッショナルとは業種を問わず協業し、助言をもらうことで服作りに生かしたい」(平松修吉グローバル商品本部VCP部門キッズチームリーダー)という。同番組のプロデューサーを務める飯田佳奈子テレビ東京制作局クリエイティブビジネス制作チームは、「1年近く準備し、今回は服育をテーマに商品・コンテンツを製作した。今後は衣食住の様々な分野と協力してコンテンツを作れるといい」と話す。

ジーユーの平松修吉グローバル商品本部VCP部門キッズチームリーダー
テレビ東京の飯田佳奈子制作局クリエイティブビジネス制作チーム


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