ジーユー来春夏 主力商品を値下げ ワンピースは最大3割下げも

2020/12/02 06:30 更新


 ジーユーは21年春夏物で主力トレンド商品の価格を見直し、代表商品と位置付けるレディスワンピースは、20年春夏対比で最大3割値下げする。同シーズンに向けて「ファッション×低価格」「家族重視・生活様式の変化」「健康・安心・快適志向」を軸にした商品の開発・販売を強化するとともに、サステイナビリティー(持続可能性)活動にも引き続き注力する。

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 コロナ下でファッションの楽しみ方が多様化すると同時に、消費者の節約志向の高まりを踏まえ、トレンド商品の低価格化を一層強化する。「ファッションを少しでも低価格で楽しんでいただくことが、今こそさらに重要になっている」(柚木治社長)という。

 ワンピースは全体の約6割を占め、レディスの主力商品。20年春夏物では2990円だった、袖が布帛、身頃がニットのコンビワンピースは1990円にする。Vネックのキャミソールワンピースは、1990円を1490円にする。このほか、在宅勤務に対応したきれいめなパンツ、ブラウスなども1690~1990円で揃える。

低価格化の代表商品と位置付けるレディスワンピース

 家族重視・生活様式の変化に対応では、ベビー服のほか、美容効果のあるパジャマ、ウォッシャブルセットアップなどを販売する。健康・安心・快適志向の商品では、マスクやコスメの提案を強化するとともに、着圧インナー・レッグウェアや吸水サニタリーショーツなどを販売する。

 サステイナビリティー(持続可能性)活動では、日本環境設計のブランド「ブリング」との協業により、消費者から回収した「ジーユー」の服から再生したポリエステル糸のレディスニットポロシャツを3月初旬に販売する。

柚木治社長


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