グランデュオ立川 個性派大人服を導入

2017/04/07 06:23 更新


 ジェイアール東日本商業開発が運営するグランデュオ立川は7日、3階のレディス・メンズファッション、雑貨を改装オープンする。昨年3月の1、2階の服飾雑貨、食品に続くもの。仕事や家事・子育てに忙しい女性のライフスタイルや生活シーンに合わせたモノ、コトの発信を強める。

 改装は、JR立川駅直結の立地を生かし、全館の回遊性をさらに高めるのが狙い。駅を利用する働く女性の日常を豊かにするための旬の商品を充実する。新規で12店を導入し、既存も一部リニューアルして計24店が新装オープンする。

 これまでのNBから個性派を中心としたゾーニングに転換する。ヨガウェアを組み合わせた新業態「シトロン・イン・ザ・シティ・バイ・エミ」のほか、30代の働く女性を対象に仕事、プライベートのシーンに対応した「ソフィラ」「グーコミューン」「ソーノ」「トーナル」など個性派大人服を新規導入する。さらに、アクセサリー、バッグなど雑貨を拡充する。3階の商品構成はこれまで衣料がほとんどだったが、改装で雑貨の構成比が高まる見通しだ。

 フロアの一画にはイベントスペース「イベントサーカス」を新設する。ファッション、雑貨など様々な旬の商品を発信する期間限定店を入れる。第1弾として米国西海岸を中心としたアパレル、雑貨のインポートセレクトショップを導入、5月31日まで販売する。環境は広場をコンセプトに一新する。中央のエスカレーターを含む円形の売り場を生かし、広場を散策するような開放感ある空間に仕上げる。木調の床材、緑の植栽などで温もり感があり、心地良い空間を演出する。

 昨年3月の1、2階服飾雑貨、食品の改装以降、40~50代の買い上げが増えており、新規顧客の来店に結び付いた。JR立川駅周辺はルミネ立川、伊勢丹立川店、高島屋立川店など大型商業施設があり、より店舗特性を明確にする必要がある。グランデュオ立川は3階の改装で各階の特徴を明確化し、買い回りを促進する。

3階のレディス・メンズファッション、雑貨を改装オープン 


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