ジーフット 新型「グリーンボックス」1号店オープン

2019/10/01 06:26 更新


 ジーフットは、9月14日に開業したイオン藤井寺SCに新型「グリーンボックス」の1号店をオープンした。セルフ型から接客型に切り替え、靴の専門大店として収益の回復を目指す。

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 グリーンボックスは同社の主力業態。GMS(総合小売業)に入ることが多いが、店頭に在庫を積み上げ、消費者の試し履きを促すなどの行き過ぎたセルフ販売によってかえって売り上げが伸び悩み、収益性が低下しつつあった。

 そこで店頭在庫を減らし、接客販売を基本に切り替えようとしてきた。この間、店頭在庫を9割にするなどの実験を重ねており、イオン藤井寺SC店では320平方メートルの売り場でフィッティングスペースを拡大、陳列やPOP(店頭広告)の位置なども見直し、フォーマットを固めた。

 今後、新店だけでなく改装で既存店も順次切り替えていく。

 もう一つの主力業態の「アスビー」でも改革を進めている。アスビーはイオンモールなどの専門店ゾーンにあるが、核店舗内とはいえ同じ館にある専門大店のグリーンボックスとすみ分けるためにも靴を中心としたライフスタイル提案を志向することにしている。

イオン藤井寺SC店で新フォーマットを固めた


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