国際毛皮連がファーデザインコンテスト

2016/11/04 03:55 更新


 国際毛皮連盟は10月31日、毛皮デザインコンペティションのアジア地区版「アジアリミックス2016」を都内で開催した。新進デザイナーを発掘、支援する目的で始まったファーのデザインコンテストで、14年の北京大会、15年のソウル大会に続く3回目。今回は中国本土、香港、韓国、日本から選ばれた10人のファイナリストがショー形式で作品を披露し、最終審査に臨んだ。

 日本からは、日本毛皮協会の15年ファーデザインコンテストでグランプリを受賞した鈴木宏志さん(文化服装学院)ほか3人が作品を見せた。グランプリに選ばれたのは、日本の安藤優生さん。オプティカルアートからイメージした白と黒のパーツのはめ込みの柄のコートは、その柄も、大きな袖やヒップ周りが膨らむシルエットもトレンド気分の作品=写真。

 そのほか、タイのブランド「ディサヤ」とスタイリストの水嶋和恵さん、6人のファッションモデルがコラボレーションしたショーと、日本毛皮協会加盟のファーブランドのコーディネートショーも行われた。



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