福屋、マッシュHDと協業 八丁堀本店南館を新施設に

2018/08/10 06:29 更新


 福屋(広島市)がマッシュと協業して新たなランドマークをオープン――福屋は、福屋八丁堀本店南館を新商業施設「フクヤアディクト」として9月20日にオープンする。マッシュホールディングスが外装・内装デザインやグラフィックなどを手がけ、中のショップも全てマッシュグループのブランドで構成する。3階建ての1、2階部分で、合計面積は約660平方メートル。

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 フクヤアディクトは、訪れる全ての人にアディクト(夢中、大ファン)になってほしいという思いを込めた。〝次の上品さ、ぜいたくさ~ポストリュクス〟をコンセプトに、知的好奇心を刺激する驚きや新鮮さを提案し、広島の新たなランドマークを目指す。福屋は19年に創業90周年を控え、「街の中心部にある南館を最も輝く場所に生まれ変わらせるため、独自の企画力をベースに、今回の新プロジェクトを共に成し遂げる最良のパートナーだと考え」、マッシュと協業した。

 ファッションやコスメ、デザインなど事業が多岐にわたるマッシュが、福屋と協業しつつ今回のコンセプトや外装・内装デザインを手がけた。

 フクヤアディクトのロゴをはじめとするグラフィックデザインも制作。施設のベースカラーは「飽きのこない安定」と「無限の変化」という相反する二つのイメージを表現するシルバーで、ポストリュクスを象徴する空間にした。オープンに合わせて用意したショッピングバッグもポイントでシルバーを使った。

 マッシュのブランドが八つ入り、うち六つが広島初出店。1階が「エミ」「ミラオーウェン」、ギフトをテーマに編集した「ザ・ギフト・ジェラートピケ」、コスメの「コスメキッチンビューティー」。2階はトレンドやリュクスモードを意識したブランドを揃え、「フレイアイディー」「スタイリング/」「ファーファー」と、18年春デビューの「セルフォード」。

シルバーを基調とした「フクヤアディクト」の外観イメージ
「フクヤアディクト」のロゴもマッシュがデザイン
ショッピングバッグも用意した


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