古着買い取り・販売のベクトル(岡山、村川智博社長)は15日、古着・中古雑貨を980円均一で販売する新サービスサイト「フクカオ定額980」を開始した。10~20代前半をターゲットに、ブランド古着の活用とベクトルの認知度を高める。
同サービスは同社が販売する低価格帯の古着在庫を対象にする。フクカオ定額980は低価格を売りにし、ベクトルなど他サイトは高価格で販売できる商品に区分けしていく。
980円対象商品はすでに5万点超アップしている。一部ブランドの中古品も980円で販売する。
同社は03年設立。現在古着買い取り店ベクトルを全国に94店展開。IT(情報技術)を活用した宅配買い取りサービス、提携企業からの買い取り、店舗で仕入れた古着のネットでの販売など、ECと店舗の相互活用で業容を伸ばしている。取り扱いアイテムは約59万点。古着販売は17年5月期に40億円を見込んでおり、3年後に100億円を計画する。