フリースタンダードが本格提供 自社ECにお試し機能、二次流通品の販売も

2022/07/07 06:29 更新会員限定


導入したGMTショップから

 ECソリューションのフリースタンダード(東京、張本貴雄社長)は、自社ECを運営するブランドや企業向けに、お試しやリユース機能(二次流通)を加え、物流を含むサービスの提供を本格化する。多くの企業がECモールに出店しても顧客資産が蓄積されず、利益率の上がらない状況があることから、「消費者が安心できる公式ECを強化し、商品価値の向上につなげる」としている。

 昨年から運用しており、アパレル製品や靴、家電製品で成果も出てきた。今月から名称を「RETAILOR」(リテイラー)に変更する。お試し機能は購入時に、往復の送料込み10日間3000円で体験できるもの。ユーザーは納得したら残りの金額を支払って購入する。戻された商品は3000円を差し引いた金額で販売、お試しサービスを続ける。試す人数が増えるほど、販売金額は下がる。商品原価を超えた場合は、原価に統一して販売し続け、最終的には定価以上の売り上げが得られる。

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワードデジタルニュース会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事