フリークスストア×京成電鉄 第3弾は東成田駅 沿線地域の活性化に

2024/07/01 06:28 更新


駅のホームで協業商品の販売を行った

 デイトナ・インターナショナルの「フリークスストア」は京成電鉄と協業し、沿線地域の活性化を目指した取り組みの第3弾を実施した。東成田駅(旧成田空港駅)の使われていないホームとコンコースを会場として活用し、協業商品の販売とイベントを開催した。

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 東成田駅は、91年に現在の成田空港駅ができて以降、駅設備の一部を閉鎖した。今回は空港特急列車「スカイライナー」運行開始50周年を記念してイベントを企画し、普段立ち入ることができないホームやコンコースを開放した。

ベンチや改札などを設置し、当時を再現した旧成田空港駅

 電車の走行時をイメージした音や光の演出、フォトスポットの設置、歴代ポスターなどの展示、物販なども行った。協業商品は全7型。初代や現行のスカイライナーをモチーフにしたTシャツ(税込み5500円)、キャップ(4950円)、グラス、ボールペンなどを販売した。

初代と現行のスカイライナーのデザインしたTシャツ

 京成電鉄は協業を通じて、観光地を含む沿線地域の活性化や、SNSを通じた若年層への認知拡大を目指している。デイトナ・インターナショナルはアパレル企業の強みである企画力を生かして、それを支援している。

 23年冬には東京都台東区の廃駅「旧博物館動物園駅」でも同様のイベントを実施した。今回も事前の予約を超える約850人が東成田駅を訪れ、鉄道ファンだけでなく地元住民からの反響も大きかった。



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