「フーフー」旗艦店が順調な滑り出し 予想の倍近くの来店

2025/12/04 06:26 更新NEW!


ブランドのクラシカルな世界を表現した

 フーフー(東京、マール・コウサカ代表)のDtoC(消費者直販)レディスアパレル「フーフー」の旗艦店が順調な滑り出しとなっている。唯一の常設店として11月1日に東京・千駄ヶ谷にオープンし、「予想の倍近くのお客が来店している」(マール代表)と言う。

 フーフーは16年にEC専売のハンドメイドのブランドとしてスタート。22年に東京・目黒に予約制の実店舗「ザ・ブティック」をオープンし、23年にクラシコムの傘下に入った。

 25年7月期にはインスタグラムのフォロワー数が前期比2.4倍に増えるなど、認知度が高まっており、「ライトに知ってくれているお客も増えた」。より気楽に服に触れられる場所を作るため、ザ・ブティックを今年の1月に閉め、同店の約7倍の店舗面積で、自由に来店できる旗艦店を設けた。

「心地よくお買い物できて、生活のルーティンに入れてもらえるようなお店にしたい」とマール・コウサカ代表取締役兼デザイナー

 新店はアパレルのショールームなどとして使われていた建物。地上1階と地下1階の2層で、店舗面積は約130平方メートル。1階は新作を中心に揃え、試着室を二つ設けた。らせん階段を降りた先の地下は、定番商品のショールーム兼アイテムのストックルームとして活用する。ブランドの特性を踏まえ、ハンガーラックはオリジナルで製作した。シャンデリアなど従来の内装も生かしつつ、クラシカルな世界を表現した。

地上1階は新作を中心に揃える
地下1階は定番商品のショールーム兼ストックルームとして使う

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