フードリボン(沖縄県大宜味村、宇田悦子代表)は、沖縄県衣類縫製品工業組合による「かりゆしウェア」縫製工場の認定資格を取得し、新たなかりゆしウェアブランド「キセキ」を立ち上げた。1月17日に開催された「大宜味村産業まつり」会場内のファッションショーで初披露し、同日から受注販売を開始した。
同ブランドは、沖縄県やんばる奇跡の森が育んできた「奇跡」と、地域での物作りの「軌跡」を掛け合わせて名付けた。フードリボンは、島言葉「くわまーがかふうあらしみそーれとぅくとぅみそーれ」(自分たちのことだけでなく、子や孫の世代の幸せを願い、善い行いをすることが自分自身の幸せにつながる)という教えを原点に、地域の未利用資源を生かした物作りに取り組んできた。
自然の恵みを余すことなく使い、役目を終えた後も捨てることなく循環できるような物作りを目指している。一人ひとりの選択で一歩先の未来が変わること、大量廃棄や土壌汚染、海洋汚染や児童労働といった目に見えにくい部分まで知った上で、一人ひとりが主体的に選択し行動することで次の世代へ続く未来に良い軌跡を作りたいという願いが込められた、捨てるものがない明日を目指すかりゆしウェアブランド。
キセキのかりゆしウェアは受注生産を基本に、繊維原料の生産から、企画・製造・仕上げまでを一貫して担う体制を整え、小ロット・オーダーメイドでの制作にも対応できる。企業・団体向けのオリジナルかりゆしウェアの受注に加え、個人の小ロット生産にも対応し、バッグや小物などオリジナルグッズ制作も対応する。新しいブランドを立ち上げたいクリエイターに対しても設備やリソースを共有し、地域資源を活用した物作りを通して、沖縄から新しい循環型ファッションの在り方を発信する。パイナップルの葉と綿のミックス素材が初回オーダー記念で税込み1万9000円(通常3万円)、綿100%で1万5000円。
