子供服のF・O・インターナショナルは、卸向け25年初夏物展で、20色展開のリュックサックや大きいサイズの商品を提案した。天候に左右されない商品を開発したり、客層を広げる企画で専門店の要望に対応する。
(金谷早紀子)
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親子向けで客層拡大
日常使いの低価格シリーズ「ダイスキシリーズ」で、20色展開のリュックサックを作った。同シリーズは、パンツ(税込み990円)やロングTシャツ(1320円)、Tシャツを販売しており、同社のSPA(製造小売業)業態でも販売。パンツは21年12月からの累計で127万本を販売している。アイテムの拡充を検討するなかで、天候に左右されず、年間を通して定価で販売できるものとして、リュックを開発した。汚れにくいコーティング加工をし、持ち手や弁当を固定するバンド付き。未就学児が対象で、4、8、12リットル(いずれも2970円)、18リットル(3630円)の4サイズ。他に、通園通学向けのトートバッグやシューズケースも作った。