梨の皮のように表面に細かいしぼを持つ生地。代表的織物にちりめんやアムンゼン、梨地ジョーゼットなどがあり、これらをしぼ織物と呼ぶこともある。布以外にも伝統工芸の蒔絵(まきえ)やサンドブラストなどの表面加工などでも使われる。繊維の場合、細かい凹凸がシャリ感を生み、肌に張り付くのを防いで快適さや涼感を得られることから夏物に使われることが多い。夏物以外でも光沢感がない特性を生かし、落ち着いたエレガンスを強調するフォーマルなドレスやスーツなどにも多く使われる。
《FB用語解説》梨地 細かいしぼがある生地
2021/10/26 06:22 更新