梨の皮のような細かい凹凸感を出した梨地織りの一種。表面のしぼが肌への張りつきを防ぎ、さらっとした手触りが清涼感を感じさせることから、春夏アイテムに使うことが多い。もとは梳毛糸を使った薄手の毛織物だったが、綿、混紡、化学繊維の製品も作られるようになった。厚手のものは少なく、薄手の軽めの生地が多い。経糸と緯糸の浮かせる長さと場所を不規則かつ複雑に交差させ、布面に梨の皮のようなざらざらした細かいしぼを作り、独特の質感を表現する。強撚糸を使わず、普通の糸を使用して、織り方によってしぼを出す。
《FB用語解説》アムンゼン 細かい凹凸感のある織物
2021/01/18 06:23 更新