《FB用語解説》防汚加工 汚れを付きにくく落としやすく

2021/01/07 06:22 更新


 繊維の汚れを防ぐ加工。主に繊維に汚れをつきにくくするソイルガード(SG)加工と汚れても洗濯で容易に落ちるようにするソイルリリース(SR)加工、両方の特性を持つSGR加工がある。SG加工はフッ素樹脂が加工剤として主に用いられ、繊維表面を樹脂が覆うことで撥水(はっすい)・撥油性を発揮し、汚れをつきにくくする。SR加工は、機能性ポリマーなどを使い繊維表面を親水性にすることで、洗濯時に汚れを落としやすくするもので、もともと疎水性の合繊への加工によく用いられる。



この記事に関連する記事