《FB用語解説》梳毛織物 サラッとした風合い、光沢感も

2019/05/13 06:23 更新


 梳毛糸を用いた織物。梳毛糸とは、羊毛などの毛繊維をよく梳(す)いて短い繊維長のものを落とし、2.5センチ以上などの比較的長い繊維長のものだけを使った紡績糸。一般的にふくらみや柔らかさがある紡毛織物に対して、梳毛織物はスーツ地のようにサラッとした風合いで光沢感のあるものが多い。代表的な梳毛織物にはサージ、ギャバジン、トロピカル、ベネシアンなどがある。合繊織物でよく見られる梳毛調とは、これら梳毛織物の見た目、風合いを再現したもの。梳毛糸は織物に用いられることが多いが、ニットに用いられることもある。



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