《FB用語解説・基礎編》先染め 生地になる前の段階で染める

2018/05/22 05:35 更新


 生地段階で染色する後染めに対して、生地になる前の段階で染色すること。

 通常は、糸を染める糸染め(yarn dyeing)を指すが、広い意味では綿や羊毛のわたを染める原料染めやばら毛染め、スライバーという縄状のわたを染めるトップ染め、短く切断する前の長繊維の束を染めるトウ染めなど糸になる前の段階での染色も含まれる。

 先染めは柄や深みのある色が出せる。チェックやストライプは代表的な先染め織物。先染めの糸を規則的に配置して織り上げる。




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