FRの上期連結 微増収・増益に 海外ユニクロが寄与

2017/04/13 15:37 更新


 ファーストリテイリングの上期(16年9月~17年2月)連結決算は、微増収・増益となった。売上収益は1兆175億円(前年同期比0・6%増)、営業利益1306億円(31・5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は972億円(106・7%増)だった。

 国内ユニクロ、海外ユニクロともに売り上げは微増だったが、国内は販売価格のコントロールの効果などにより1ケタ増益、中国も計画を上回る大幅な増益となり、海外も前年同期比6割強の増益となった。グローバルブランド事業はジーユーが計画を下回り減益となった。

 下期は国内ユニクロの収益力再強化、グループの経費構造改革を進めつつ、デジタル化、グローバル化をさらに加速する。通期では売上収益1兆8500億円、営業利益1750億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1000億円を計画する。



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