ファーストリテイリングの第1四半期(17年9~11月)連結業績で、海外ユニクロ事業の売り上げ規模が国内ユニクロ事業を初めて上回った。冬物販売が好調だった中国をはじめ、東南アジア、オセアニアも計画を上回る増収増益となり、苦戦の続いていた米国でも第1四半期は黒字化を果たした。
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全社の売上収益は6170億円(前年同期比16.7%増)、営業利益1139億円(28.6%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益785億円(12.7%増)。
このうち海外ユニクロ事業は売上収益2582億円(31.4%増)、営業利益466億円(54.7%増)だったのに対し、国内ユニクロ事業は売上収益2570億円(7.6%増)、営業利益541億円(18.6%増)だった。