ファッションジュエリーのクリスマス商戦は、日並びの良さで期待された12月23~25日の客数が伸び悩み、今一つ盛り上がりに欠けた。単月の売上高は前年比微減から微増が中心。二極化が進行し、自家需要での高価格帯の伸びや価格改定を背景に、全体の客単価は向上した。一方で、若年層中心にギフトは低価格化が進み、コスメなどとの比較購買も強まった。
(中村維)
主要ファッションジュエリー8ブランドに12月(1~25日)の既存店売上高の前年同月比を尋ねたところ、4ブランドが前年を上回ったと回答した。客数減、客単価増の傾向。都市部で客足が戻ったが、地方店が苦戦した。