中小企業庁と中小機構 万博出展84社を決定 繊維企業も新技術披露

2025/05/27 10:59 更新NEW!


 中小企業庁と中小企業基盤整備機構(中小機構)は、10月3~7日に出展する大阪・関西万博に参加する中小企業84社を決定した。「中小企業の強みを生かして社会課題解決に挑戦し、未来社会へ進んでいく姿」をテーマとし、繊維・ファッション企業を含め、各地域の中小企業が未来思考の製品やサービス、技術などを体験型展示で披露する。

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 地域の支援機関による推薦や応募した企業の中から外部有識者による選定委員会を経て、参加企業が決定した。

 繊維・ファッション関連の参加企業は以下の通り(カッコ内=企業所在地、主な展示内容)。

 appcycle(青森、リンゴ廃棄物を活用したレザー調製品)

▽岡本織物(京都、西陣織のインテリア商材)

▽笠盛(群馬、帯の機屋の技術による糸のアクセサリー「トリプル・オゥ」製品)

▽カポックジャパン(大阪、木の実由来の新素材「カポック」を用いた製品)

▽スパイバー(山形、吸湿性・放湿性機能繊維「ブリュード・プロテインファイバー」製品)

▽大喜(福井、発光ジャカード織物「LightWeave」)

▽ダイヤ工業(岡山、人工筋肉「DARWING」アシストスーツ、ポンプシューズ製品)

▽堤淺吉漆店(京都、漆塗りサーフボード、スケートボード)

▽フードリボン(沖縄、パイナップルの葉を活用した天然繊維)

▽ユナイテッドシルク(愛媛、スマート養蚕システム)



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