エストネーション、秋冬に新ブランド

2015/07/07 08:07 更新


 エストネーションは15~16年秋冬に向けて、レディスの自社ブランドを新たに三つ開発した。それぞれデザイナーやデザインチームを起用したハウスブランドで、これまでのオリジナルブランドと比べて価格を少し高めに設定している。同店のレディスのターゲットは、30代から50代の大人の女性。対象となる客層を明確にするために、多様なシーンに向けた質の高いベーシックアイテムを提案するのが狙いだ。

 

「ネイル」ショートコート7万8000円、ほか参考商品
「ネイル」ショートコート7万8000円、ほか参考商品

 「ネイル」は、デザイナーの福薗英貴が手掛けるブランドで、シンプルでクリーンな中に、エレガンスや可愛らしさを兼ね備えた大人向けの女性服を提案する。男性から見た艶のある女性像が特徴だ。女性らしく見えるメンズ仕立てのジャケットやコートなどが揃う。エストネーションとラカグで販売する。

 

「ストイ」コート6万8000円、シャツ2万円、セーター1万9000円、パンツ1万8000円
「ストイ」コート6万8000円、シャツ2万円、セーター1万9000円、パンツ1万8000円

 「ストイ」は、コムデギャルソンで経験を積んだのち、「トゥエンティミリオンフラグメンツ」を立ち上げ、現在フリーランスのデザイナーとして活動するデザイナー、秋山珠美が手掛ける。ワークやスポーツ、ネービーといったユニフォームをコンセプトに大人の女性に向けたベーシックウエアを提案する。

 「フィルオー」は、ニットとジャージーを軸にした単品ブランド。シルクニットやシルクジャージーなど上品な肌触りや洗練されたシンプルなデザインに特化したアイテムが揃う。現代の大人の女性に向けたベーシックなワードローブとして発信する。ブランド名のフィルはフランス語で「親愛なる」、オーはアルファベットの「O」でニットやジャージーのループ状の編み地を表している。



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