16年秋冬、一大トレンドとして呼び声高い「ファー」ですが、ちょっと目新しい呼び名があるのをご存知ですか?
「エコファー」って何ですか?
ずばり、フェイクファーのこと。 元々は、天然のファーに比べて価格が安く、コストダウンのためというイメージがありましたが、動物愛護などCSR(企業の社会的責任)の観点からあえてエコファーを採用するケースが国内でも見られます。 特に、ブランドや企業単位(※)で全面的にエコファーに切り替えるのが最近の傾向です。
《ブランド・企業例》 海外だと「ステラ・マッカートニー」「パタゴニア」、国内だとユニクロ、マッシュホールディングス―などが知られています。
以前よりも素材のクオリティーが良くなり、取り扱いのしやすさなどのメリットもあるため、デザイン表現の手段の一つとしても捉えられています。 こうした背景から、ネガティブな印象のあるフェイクという言葉ではなく、エコファーという呼び方が広がっています。