エコージャパン 百貨店で職人とバッグ作り体験

2017/03/31 06:25 更新


 世界的なレザーファクトリーの魅力を体感して欲しい――デンマーク発のシューズ「エコー」を輸入販売するエコージャパンは、三越銀座店で、移動式インスタレーション「エコーレザーファクトリープチ」を開催中だ。工場で使われる設備と材料を導入し、消費者も参加できるワークショップ形式にした点が珍しい。

 革のなめし加工から靴の製造まで一貫生産するエコーは、世界各都市で同イベントをプレスや取引先向けに行っている。今年、デンマークとの国交樹立150周年を迎えた日本では、ジャパン社の犬塚景子社長が「より多くの方に、作る工程を知ってもらって身近さを感じて欲しい」と、消費者イベントを企画した。賛同した三越伊勢丹の協力を得て、百貨店での開催が決まった。

 参加者は、エコー製品の購入者から抽選した約350人。オランダにあるR&D(研究開発)の部門から来日した9人の職人と一緒に、好きな革を選び、バッグやポーチなどを製作する。革の色を染めるなど専門的な工程も体験できる。4月4日まで、1日3回行う。

革のパーツを留めたり、色を染めたりする工程を楽しめる


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