繊研新聞社は「ファッション商品ネット販売調査」アンケート(有効回答数143社)を実施した。その中から「前期にネット販売を伸ばした施策」「今年度の重点施策」「オムニチャネル戦略の推進」「海外EC販売」の回答について4回にわたって見ていく。
「前期にネット販売を伸ばした施策」では、オンライン上での買い物のストレスを軽減するようなECサイトの設計やアプリ対応が実った企業が目立った。商品詳細など情報の充実、SNSとの連動も引き続き要になっている。
「利便性向上」が首位
首位は、前回調査でも上位だった「サイトの利便性向上」だ。新たなコンテンツやサービスが増えるなか、UI・UX(ユーザーインターフェイス・ユーザーエクスペリエンス)を常に改善し、ユーザーに快適な購買体験を提供するのは永遠の課題だ。