イーベイジャパン 北米向けの越境ECを強化

2020/01/31 06:26 更新


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 イーベイ・ジャパンは北米向けを中心に越境ECを強化している。同社では北米を中心に日本の質の高い中古品や希少な限定品が人気だ。今年は五輪でインバウンドが増え、帰国後も日本の商品へのニーズが増えるとみて、今から国内ファッション企業や個人に、海外市場の可能性を発信する。

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 国内では物販系ECの伸び率は約8%だが、日本から米国への越境ECは約16%増(経済産業省「18年度電子商取引に関する市場調査」)と2ケタ成長を維持している。日本の中古品はケアが行き届き、状態も良く、偽物も少ないので人気があり、特にスニーカーは新品、中古品ともに売れている。

 イーベイは昨年12月17日以降、北米向けの販売価格100ドル以上のスニーカーに対し、通常9~10%かかる出品・落札手数料を無料にした。これで海外配送費をほぼ補填(ほてん)でき、出品者が利益を出しやすくした。米国市場は景気が良く、日本より高めの価格設定でも、販売機会は高いという。

 スニーカー以外では日本製のデニム製品、バッグ、時計などが人気で、ブランド名や店名を検索するケースも多い。中古品だけでなく、大きなサイズやカラー別注、限定品など越境先のニーズに合ったもの、希少性の高いものが売れる。

 出品時に「ジャパンリミテッド」や「ハラジュク・ブランド」など、商品特徴を表した現地受けするキーワードを入れることで販売につながる。アウトレットとして、値引きによる国内でのイメージ棄損(きそん)を回避する著名ブランドもある。

 同社では越境ECのハードルを下げる取り組みも進める。出品者専用のセラーポータルサイトには翻訳ツールや発送時に必要なラベルとインボイスを発行する専用ツールを備える。大量出品にはCSVデータで一括処理もできる。

 法人には購入者からのクレームや返品についてアドバイスを提供する部署を設置している。販売ノウハウや海外市場の傾向を共有するマーケットリポートも発行。2月25日には東京で海外EC販売スタートセミナーを予定するなど、ファッション企業の越境ECへの取り組みを支援する。

出品者向けサイトには越境EC活用のツール・情報を装備

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