【パリ=松井孝予通信員】若手クリエイターの育成と支援を目的に、仏LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループが主催する第5回「LVMHヤングファッションデザイナープライズ」のファイナリスト9ブランドが発表された。日本から井野将之の「ダブレット」が選ばれた。
ファイナリストはほかに、サミュエル・ロスの「ア・コールド・ウォール」、ルシェミー・ボッターとリジー・ヘレブラーの「ボッター」、チャールズ・ジェフリーの「チャールズ・ジェフリー・ラバーボーイ」、ゾーイ・ラッタとマイク・エコーズの「エコーズ・ラッタ」、レア・ディックリーとハン・ラーの「カイダン・エディションズ」、ルドヴィック・ド・サン・セルナンの「ルドヴィック・ド・サン・セルナン」、マシュー・アダムス・ドーランの「マシュー・アダムス・ドーラン」。
例年、定数は8ブランドだが、今回はレベルが高く1ブランド多く選出された。9ブランドの3分の1が2人組デザイナーというのも特徴。
6月6日にパリのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンで最終選考会を開き、グランプリには賞金30万ユーロと同グループのエキスパートによる1年間のビジネスコーチの権利が与えられる。