デサント 化粧品ウェアの販路拡大

2017/03/23 06:28 更新


 デサントが16年3月に発売した化粧品ウェアの「ウルウト・バイ・シセイスト」が拡大している。大手スポーツ小売りチェーンのほか、ファッション販路での取引を開始。17年春夏物からは自社の他ブランド内でも展開が始まった。19年3月期には年間5万点の販売を見込む。

 ウルウトは帝人フロンティアが開発し、日本で初めて肌着やインナーシャツで化粧品として届出がされた「ラフィナン」を応用したスポーツアイテム。ポリエステルに弱酸性成分であるリンゴ酸を配合しており、素肌に直接着用することで肌荒れを防ぎ、はり、艶、潤いを与えるという。

 デサントでは、美と健康を応援するオリジナルの「シセイスト」でウルウトを採用。16年はタンクトップやクロップトパンツなどヨガウェアになる10型を展開した。

 初年度はスポーツオーソリティなど大手スポーツ小売りチェーンでの取り扱いが始まったほか、新規販路となる生活雑貨店「プラザ」の5店(二子玉川、横浜、銀座、恵比寿、新宿)でも、それぞれ1週間から10日間の期間限定店を設けた。

 22日には、マークイズみなとみらい1階(約75平方メートル)でも直営の限定店を開設した。広いスペースを生かして元宝塚歌劇団の越乃リュウさん・中原由貴さんによるトークショーや、インストラクターによるヨガレッスンも開く(5月14日まで)。

 デビュー2年目となる17年は、ジョガーパンツなど3型を加え、商品のバリエーションを広げた。婦人系のショップなど、スポーツ以外の流通販路の拡大もにらむ。また、社内の他ブランドから引き合いがあり、

 17年春物からは、テニスの「バボラ」やゴルフの「ルコックゴルフ」「マンシングウェア」といった社内の他ブランドでもウルウトの取り扱いも始まった。

 今後の課題は認知度のアップだ。化粧品として販売できるヨガウェアはウルウト以外にまだ無く、市場も確立していないが、担当の古屋佐知デサントブランド統括部デサントマーケティング部新規事業開発課課長は、「地道にファンを増やしていきたい」と話す。デビュー時に掲げた目標である19年3月期で年5万点の販売は変えずに、拡販に努める。


マークイズみなとみらいの限定店。元宝塚歌劇団の越乃さん・中原さんのトークショーなどを行う


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