デサント TOBに反対表明 伊藤忠と全面対決

2019/02/07 11:56 更新


 デサントは7日の取締役会で、伊藤忠商事による株式公開買い付け(TOB)に反対し、株主に買い付けに応募しないようにお願いする意見を表明することを決議した。

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 買い付けは形式的には一定のプレミアムを付した買付価格を提示しているものの、「最小限の資金で実質的に当社の支配権を取得し、他の株主に伊藤忠商事による当社の経営支配に伴うリスクを負わせる」など企業価値や株主共同の利益に資さないとしている。

 意見表明では「公開買い付け後は伊藤忠商事の利益が優先され、当社の利益が害される可能性が高い」「当社の経営上の問題の指摘は事実誤認または事実を歪曲した誤導」などと指摘している。



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