百貨店賞は、8店・企業を選出した。衣料品は、モデレートからモデレートアッパーの中間価格帯が依然として厳しく、MDバランスを修正し、ニーズに見合った面積への縮小が続く。既存客の深耕とともに、若年層など新規の獲得につなげる戦略が欠かせない。顧客との関係性を深め、百貨店ファッション領域の再構築に挑んだ店舗が受賞した。
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イノベート賞は、洋服にとどまらないライフスタイル提案型へと進化させた点が評価された。国内外のクリエイター系やモード系新規ブランドを導入し、ラグジュアリーとの買い回りの促進など新たな需要を掘り起こした。
イベント・販促部門は、周年を契機に連続的に企画を実施し、地域との連携を強めた。取引先との協業品や、自社開発のスーベニア品など独自商品を販売した。
ES賞は、1月1、2日を休業にして従業員の働く環境を整えた点に評価が集まった。サステイナブル賞は、不用になった衣料品、靴、バッグなどを回収し、リサイクル・リユース活動を通じた持続可能な顧客参加型プロジェクトを実施した。
キラリ賞は障害者アートの物販、ギャラリーのほか、カフェを併設した新業態と、国内の産地・ファクトリーブランドを自主編集するセレクトショップの2店を選んだ。
