大手百貨店の5月売上高(既存店ベース、速報値)は5社中4社が前年同月実績を上回った。国内客、インバウンドともに増収だった。衣料品や服飾雑貨は夏物の売れ行きが良かった。
【関連記事】大手百貨店の25年度業績 国内客売り上げ堅調 外商など高額品動く
三越伊勢丹は、伊勢丹新宿本店が13%増、三越日本橋本店が10%増、銀座店が8%増。国内客売り上げが10%増で、宝飾品・時計など高額品がけん引した。買い上げ客数は微減だが、客単価が14%増加した。
高島屋は、京都店が21%増、日本橋店が12%増、横浜店、新宿店、玉川店が11%増、大阪店が10%増だった。国内客売り上げは11%増で、外商、非外商ともに前年を上回った。
大丸松坂屋百貨店は、大丸心斎橋店が13%増、神戸店が12%増、札幌店が10%増だった。大丸梅田店の上層階改装に伴う売り場縮小や前年の万博会場売り上げの反動減で、国内客売り上げは1%減となった。
阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店が17%増、阪神梅田本店が26%増で、ともに2カ月連続の2ケタ増だった。
近鉄百貨店は、あべのハルカス近鉄本店が17%増。22日にオープンした27年国際園芸博覧会のオフィシャルストアが好調な滑り出しで、入店客数が11%増。
インバウンドは中国人客の減少幅が縮まったほか、中国以外の売り上げ増が寄与した。免税売上高は高島屋が20%増、三越伊勢丹が15%増、大丸松坂屋百貨店が8%増となった。
