三越伊勢丹、松屋は全館休業を継続

2020/05/06 14:12 更新


 政府による緊急事態宣言の5月31日までの期間延長を受けて、百貨店の臨時休業が継続する。大手百貨店では食品売り場だけの時短営業を継続、再開する一方で、三越伊勢丹や松屋は引き続き全館休業する。

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 三越伊勢丹は4月8日から、臨時休業している伊勢丹新宿本店、同立川店、同浦和店、三越日本橋本店、同銀座店、恵比寿店の首都圏6店の全館休業を継続する。期間は緊急事態宣言が解除されるまで。オンラインストアは5月7日午前10時から再開する。食品、ファッション、リビングの商品領域を扱うが、当面は営業休止前の半分程度の商品掲載数となる。

 同様に松屋は7日以降も銀座本店、浅草店の全館休業を継続する。

 大丸松坂屋百貨店は、全館で休業している8店について、平日の食品売り場の営業を7日に再開する。臨時休業中の15店全てで食品売り場は営業することになる。

 高島屋、そごう・西武、阪急阪神百貨店は引き続き、食品売り場だけの縮小・部分営業を維持する。

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