仏デカトロンが西宮に1号店 年2、3店の開設計画

2019/03/28 19:48 更新


 フランスの大手スポーツ専門店の日本法人であるデカトロンジャパン(兵庫県西宮市、エリック・ギナール代表)は3月29日、兵庫県西宮市のSC「阪急西宮ガーデンズ」に日本1号店となる「デカトロン西宮店」をオープンする。

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 日本では今後、主要都市に毎年2~3店の出店を計画している。SC内への出店のほか、路面店や「街中での小規模なコンセプトストア」(ギナール社長)なども検討している。

 西宮店は、グローバルの製品ラインから日本のユーザーに適した商品を選んだ。約30種類のスポーツ用品を扱い、店舗面積は1800平方メートル。アイテムは1万8000種類で7万点。売上高目標は非公開。

 将来は日本やアジア向け限定版が開発される可能性はあるが、今回は日本限定商品は扱っていない。

 同SCを日本1号店に選んだ理由は、関西地区で最も成功を収めているSCの一つであり、都会でありながら多様なスポーツや自然に親しめる行楽地で、「外資系小売業では珍しいかもしれないが、当社にとってはホームグラウンドにいるような気持になれる場所」(ギナール社長)と評価した。

 日本では11年からアウトドアECのナチュラム(大阪市)に商品を卸していた。「満足な数字ではなかったが、顧客分析による次のステップに役立った」と見ている。15年からは自社ECを始め、17年にはラボ店も開設した。

日本1号店となる「デカトロン西宮店」
デカトロンジャパンのエリック・ギナール社長(左)とオンヒナート・バート店長


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