デイトナ・インターナショナルがNFTを販売 第1弾は片桐さんとニコ24さんの協業品

2024/11/13 06:28 更新


会員サービスと連動したプラットフォーム「NFT FREAK」を立ち上げる

 デイトナ・インターナショナルは、NFT(非代替性トークン)の販売やプラットフォーム運営を行う新事業を立ち上げた。第1弾として、アーティストと協業した作品を11月14日から自社ECで販売する。

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 会員サービスと連動した独自のプラットフォームを開発した。ここで紹介するアート作品は自社EC「デイトナパーク」経由で購入できる。

 第1弾は、造形家の片桐裕司さんとNFTアーティストのニコ24さんが協業した作品のNFT(税込み2万2000円)1200点を販売する。

片桐さんの作品をもとにニコ24さんが書き下ろした作品

 販売日は11月14日と12月16日、1月6日に分け、それぞれ数量限定で販売する。他にもTシャツやスウェットシャツ、キャップなども企画した。

 NFTの購入客には、デイトナパークのポイントを付与するほか、半年間毎月1回使える3000円オフクーポンなども配布する。アート作品に関連したアパレルや雑貨などの商品も企画するため、ポイントやクーポンを使って販売を促し、新規客獲得や実店舗への送客も狙う。

 約250万人の会員を持つ自社ECを基盤にプロモーションを行うことで、新進クリエイターの育成や支援も目指している。「店舗だけでなくデジタル上でも愛好家が集うコミュニティーを作りたい」と加藤利典取締役常務執行役員CDO(最高デジタル責任者)。今後はNFTに登場するキャラクターを使った商品開発のほか、映像作品の制作なども計画している。

「商品企画やプロモーションなど、アパレル企業のノウハウを生かして運営する」と加藤さん


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