【データ】内定後の不安 9割が感じる

2022/09/26 10:58 更新


 就職情報の提供などを行うディスコが、22年卒の学生にインターネットで内定者フォロー調査をしたところ、内定期間中に「不安を感じた」学生が90.8%あり、多くの学生が入社までに何らかの不安を抱えていた。不安内容は「仕事についていけるのか」が約6割と最多。6位以下では「経済的に自立できるのか」「もっと自分に合う会社があるのではないか」「会社の経営状態は悪くないか」「スキルが身につくのか」「無事に卒業できるのか」が20%を超えており、社会人への変化を前に、様々な不安を感じている様子がうかがえる。

 個別の意見では「自分のスキルと会社で必要とされるスキルの差が非常に大きいと思っている。うまく働けるのか不安でしかない」(理系男子)、「人事の人以外は、どのような人が働いているのかわからないので、うまくやっていけるか不安」(文系女子)、「面接や説明会がすべてオンラインだったので、社風があまりわからず不安」(理系女子)など。コロナ下で企業側との対面での接触機会が少なく、情報が限られていることが、不安につながった面も見受けられる。

■キャリタス就活2022学生モニター調査 内定、内々定を得た22年卒学生2039人へのインターネット調査



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