【データ】本や書店の利用意識 電子書籍利用率は36%

2018/10/29 10:58 更新


【知・トレンド】《データを読み解く》本や書店の利用意識 電子書籍利用率は36%

 市場リサーチ会社、マクロミルの本や書店に関する調査によると、利用率は「紙の書籍」が84.5%で、「電子書籍」は35.6%と紙が圧倒した。併用率は33%。電子書籍の利用端末は全年代の過半数が「スマートフォン」とし、若い年代ほど高く、10代では9割弱だった。「タブレット」は50~60代、「パソコン」は60代で利用率が4割を超えた。

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 読まれている書籍のジャンル別では、「紙の書籍」は「小説・文芸書」が60.4%、「コミック・マンガ」(42.9%)、「趣味・生活関連の実用書」(40.5%)、「雑誌」(35.7%)と続く。「電子書籍」は「コミック・マンガ」が58.7%と断トツ。2位は「小説・文芸書」の29.1%。

 「書店に行く理由」では、「紙の書籍を買うため」がトップで、「情報収集」「時間つぶし」「試し読み」と続く。若い世代ほど購買につながらない傾向が出た。

■本や書店に関する利用意識 対象は全国の15~69歳の男女2000人





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