クレストブリッジ、今秋約150店で

2015/04/21 05:59 更新


 「ブラックレーベル・クレストブリッジ」「ブルーレーベル・クレストブリッジ」を、百貨店とファッションビルを中心に約150店で販売する。両ブランドは今春夏物で販売が終了する「バーバリー・ブラックレーベル」「バーバリー・ブルーレーベル」の後継として、英国バーバリーと新たにライセンス契約を結んだブランドで、クリエーティブディレクターに三原康裕を起用。「継承と革新」をコンセプトに、コンテンポラリーなブリティッシュスタイルを提案する。

 9月1日に全面的に売り場を切り替える。基本的に既存の売り場を引き継ぐため、7、8月はバーバリー・ブラックレーベル、バーバリー・ブルーレーベルと併売する。9月中にEC(電子商取引)サイトも立ち上げる予定だ。従来の方針を貫き、店頭セールは行わない。

 生産面では同社の物作りのノウハウを生かし、日本国内での物作りに力を入れる。国産比率を高め、産地と組んだ物作りを行う。

 アイテムでは、以前から強みとするアウターと雑貨を強化する。アウターはトレンチコートを中心にバリエーションを充実。雑貨は三原が得意とする靴を中心に「大きな伸びしろがある」(荒居徹執行役員バーバリー事業部長)とし、バッグ、革小物、巻き物、時計などアイテムの幅を広げる。



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