「Lbcウィズライフ」最小店舗を出店 高効率運営へ

2017/09/26 10:58 更新


 コックスは15日、東京・高田馬場駅隣接のビッグボックス高田馬場の商業施設、エミオスタイル1階にライフスタイル業態「Lbcウィズライフ」の最小店舗を出店した。標準売り場面積99~132平方メートルに対し、新店は66平方メートル。商品の陳列などを工夫し、高効率の店舗運営を目指す。

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 30~40代のカップル・ニューファミリーが主対象の業態で、実店舗としては10店目。渡邊美香LBC営業部営業部長は「66平方メートルの売り場は当社にとっても挑戦。通行量の多い駅に近い立地で、この面積で成功すれば出店の幅が広がる」と意気込む。新店が軌道に乗り次第、小型店の出店を増やす考えだ。

 商品構成はレディス4割、服飾雑貨3割、生活雑貨3割で標準店と変わらないが、雑貨が目立つようにした。例えば、入り口付近で訴求する贈り物として人気のフレグランス類(800~5500円)は、天井近くまで陳列することでボリューム感があるように見せている。雑貨はパッケージ・箱入りの商品も増やし、客が商品を見やすく、手に取りやすくすると同時に、売り場の整理整頓やラッピングにかかる時間を短縮するなどの工夫もしている。

 電動のアロマディフューザーなど標準店よりも高単価な商品を一部販売しているほか、スリッパと靴下など関連商品を一緒に展開するなどでセット買いを促し、客単価を上げ、売り上げ増につなげる考えだ。

 2週間に1度のペースで売り場のレイアウトを大きく変え、店の前をよく通る客を飽きさせない仕掛けも打つ。

スマイル柄の雑貨は同業態の人気商品の一つ。店頭で訴求し、客を呼び込む 





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