「アバティ」18SS 優しい段ボールニットを充実

2017/09/22 10:59 更新


 輸入卸コロネットのオリジナルレディスブランド「アバティ」の販売先が広がってきた。上質な素材への強いこだわりと、大人の女性が使いやすいアイテム開発が支持されている。インポートブランドを扱う専門店向けが多いが、10月には伊勢丹新宿本店などでの期間限定店も開始、18年春夏からは新規の百貨店での販売も複数始まる予定。

 「忙しい女性たちが朝起きてすぐ、かっこよく着られるアイテムを作りたい」と話すのは、デザイナーの山口富美江さん。来春夏に向けても、「1着で決まる」ドレスや何にでも合わせやすいボトムを増やした。とりわけ受注が伸びているのが、薄地の段ボールニットのバリエーション。肌触りの良い綿に、ナイロンがラメ糸風に見え隠れする柔らかなジャージーで、国内メーカーで作った。ボリュームがありそうでも、着ると細めに見えるのがポイント。シンプルで着やすいデザインで、しわにもなりにくい。

 ドレス(5万9000円)は2配色と無地があり、スカート(3万9000円)、ノースリーブ(3万3000円)もバイヤーから人気だった。黒、ベージュ、白が組み合わせられる。

「アバティ」 



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