馬革製品のコードバン 大阪のイーマに旗艦店

2017/05/09 06:24 更新


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 上質な馬革製品を製造販売するコードバン(兵庫県姫路市)は4月28日、大阪・梅田のイーマに「ウォームスクラフツ・マニファクチャー」の旗艦店を開いた。SCに出るのは初めてで、エクスクルーシブライン、オーソリティーラインの双方を扱う初の店。新しい試みで、魚のブラックバスやマグロの皮を使った製品の販売を始めた。

 店のテーマはエイジング。同社の製品と同じく、長く愛用してもらう発想がベース。バッグ、小物などは姫路市のタンナー、新喜皮革の馬革を専門に使う。エクスクルーシブラインは上級品で、肉厚で重厚。これまでは阪急メンズ東京、同大阪、大阪・中之島店だけで扱ってきた。オーソリティーラインはやや薄めの革で艶やかな表情だ。

 財布、名刺入れなど小物類は全て馬革の最高峰、コードバンだけを使う。全体の7割を同社の工房で生産する。エイジングを表すため、店には年代物のレジスターや掛け時計を置く。温かみが出るよう、値札はスタッフが万年筆で手書きしている。

 同社社長で、新喜皮革専務の新田芳希さんが釣りを趣味にしていることから、魚の皮の小物に1年がかりで取り組んだ。ブラックバス、マグロの皮とも「製品化は世界初では」という。マグロの皮は近畿大学の養殖場、ブラックバスの皮は琵琶湖の沖島の漁協を通じて購入する。いずれも食用の副産物で、捨てられていたものもあったという。

 新喜皮革が馬皮と同じ工程でタンニンなめしする。なめすと白くなるので色付けする。世の中になく、強度もある点をアピールしていく。製品はコードバンとのコンビで財布が3万240円、小銭入れ2万5920円など。魚の皮シリーズは「ピサインレーベル」のブランド名で、少しずつ広げていく。今後、同店をモデルに東京や京都への出店につなげたいとする。


エイジングがテーマの「ウォームスクラフツ・マニファクチャー」の内装 



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