カジハラデザインスタジオのライフスタイル店「コキュウ」がアパレルブランド発売

2022/08/23 11:00 更新


自然の中にあふれる木漏れ日の光と影が混じり合う瞬間の魅力を追求した23年春夏コレクション

 カジハラデザインスタジオ(札幌市、梶原加奈子社長)は、運営する札幌市のエシカルライフスタイルショップ「COQ」(コキュウ)から22年秋冬、カラーヒーリング&サーキュラーライフをコンセプトにした、アパレルとドッグウェアのブランド「コキュウカナコカジハラ」と、セカンドライン「コキュウヒビ」を発売する。

 目指すのは、〝どこまでも人と環境に優しい世界〟。環境に負荷をかけない素材選びや、生産工程で廃棄する部分が少ないニット技術を活用し、循環と幸福感のバランスを考えたクリエーションを発信する。

 コキュウカナコカジハラはジャパンメイドに特化。工場と直接開発することで、産地技術の継承に貢献することや日本の魅力をグローバル発信することを目指す。メンズ・レディスのニットウェア、ドッグウェア、靴下、バッグを作る。ニットウェアは愛犬とリンクコーディネートも可能だ。

ニットウェアは愛犬とリンクコーディネートもできる

 22年秋冬は「モンタージュ」をテーマに、北海道の森の暮らしから着想した色彩やモチーフをクラシックな定番柄に合わせた。23年春夏物は「マージ」をテーマに、木漏れ日の光と影が混じり合う瞬間の魅力を追求し、穏やかさと躍動感、レトロとポップを融合した。

22年秋冬は北海道の森の暮らしから着想したコレクション

 コキュウヒビのファーストコレクションは「つながる、つづける、呼吸する」がテーマ。廃棄ロス削減に向け、産地で出合った残布をパッチワークしたアップサイクルのユニセックスシャツを提案する。

 先行受注による適量生産ができる体制を目指しながら、コキュウのショップ・ECサイト、オンワード・クローゼット「クラハグ」サイトで販売するほか、国内外に卸売りもする予定。

 9月1~3日に、22年秋冬と23年春夏物の展示販売と先行受注会を、東京・南青山のライトボックススタジオ青山で開く。

札幌にあるエシカルライフスタイルショップ「COQ」

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