カジハラデザインスタジオ(札幌市、梶原加奈子社長)は、運営する札幌市のエシカルライフスタイルショップ「COQ」(コキュウ)から22年秋冬、カラーヒーリング&サーキュラーライフをコンセプトにした、アパレルとドッグウェアのブランド「コキュウカナコカジハラ」と、セカンドライン「コキュウヒビ」を発売する。
目指すのは、〝どこまでも人と環境に優しい世界〟。環境に負荷をかけない素材選びや、生産工程で廃棄する部分が少ないニット技術を活用し、循環と幸福感のバランスを考えたクリエーションを発信する。
コキュウカナコカジハラはジャパンメイドに特化。工場と直接開発することで、産地技術の継承に貢献することや日本の魅力をグローバル発信することを目指す。メンズ・レディスのニットウェア、ドッグウェア、靴下、バッグを作る。ニットウェアは愛犬とリンクコーディネートも可能だ。
22年秋冬は「モンタージュ」をテーマに、北海道の森の暮らしから着想した色彩やモチーフをクラシックな定番柄に合わせた。23年春夏物は「マージ」をテーマに、木漏れ日の光と影が混じり合う瞬間の魅力を追求し、穏やかさと躍動感、レトロとポップを融合した。
コキュウヒビのファーストコレクションは「つながる、つづける、呼吸する」がテーマ。廃棄ロス削減に向け、産地で出合った残布をパッチワークしたアップサイクルのユニセックスシャツを提案する。
先行受注による適量生産ができる体制を目指しながら、コキュウのショップ・ECサイト、オンワード・クローゼット「クラハグ」サイトで販売するほか、国内外に卸売りもする予定。
9月1~3日に、22年秋冬と23年春夏物の展示販売と先行受注会を、東京・南青山のライトボックススタジオ青山で開く。