アートを外に持ち出そう――ニューウェルブランズ・ジャパンコールマン事業部は、アウトドアとアートを融合した「コールマンアートプロジェクト」を立ち上げた。第1弾は、米ナイキ本社の壁面制作などを手掛けたアーティストのジュン・イノウエによる2柄をテントやクーラーボックス、テーブルなど9アイテムに採用した。4月27日に昭島アウトドアヴィレッジ店で先行予約を始め、7月7日に発売する。
中里豊コールマン事業部最高責任者は「この2、3年でキャンプ市場は多様化が加速したが、ギア、特にテントやシェルターのデザインは均質化し、単色のアースカラーばかり。それ以外の選択肢があっても良いのではないかと考えた」と語る。数千店の既存の卸先でも販売され、各アイテムで「ミニマルロットをクリアするだけ生産している」(根本昌幸マーケティング・ディレクター)という。

