「クラスカギャラリー&ショップドー」は、生活雑貨をはじめ服飾雑貨、アパレル、アートなどライフスタイル提案型ショップ。同店のほか、オリジナル家具や内装、設計デザインや商品開発のプロデュース・コンサルティングなども手掛けるクラスカの主力事業だ。08年にスタートし、日本の暮らしの美意識、カルチャーを発信し続け、現在では13店に広がっている。
全て自主運営で編集
クラスカギャラリーは東京の中心から離れた目黒通り沿いに建つデザインホテル、クラスカ内の小売り店舗としてスタートした。ホテルは1969年に創立した「ホテルニュー目黒」を03年にディベロッパーである都市デザインシステム(UDS)がリノベーションし再生。デザインホテルの先駆けだった。
08年にUDSから岐阜のアパレル企業である美濃屋が営業譲渡を受ける。ホテルの営業は継続しつつ、新たな情報発信、事業提案をしていく複合施設としてクラスカはリニューアルされることになった。ホテルとレストランの他にセレクトショップ、イベントスペースなどを併設する複合施設となり、それまでホテルはアウトソーシングで運営されていたが、クラスカが全て自主運営する体制になった。