【パリ=松井孝予通信員】仏「クロエ」は、クリエイティブディレクター(CD)の英国人デザイナー、クレア・ワイト・ケラーが契約の切れる3月31日付で退任すると発表した。17~18年秋冬パリ・コレクションで3月2日に開かれるショーが、最後のコレクションとなる。
クレア・ワイト・ケラーは「ラルフローレン」「カルバンクライン」「グッチ」を経て、05年から「プリングル・オブ・スコットランド」のCDを務め、11年3月に退任。ハンナ・マクギボンの後任として同年5月、クロエのCDに就任した。「クレアのおかげでグローバルな発展をとげることができた」と、同ブランドは声明で功績をたたえた。新しいCDはまだ発表されていない。