EC限定メンズブランド「シテラ」開始

2016/09/05 17:28 更新


 ヤマトインターナショナルは、自社で開発したオンラインファッションレーベル「CITERA」(シテラ)の販売を始めた=写真。シテラは、オンラインのみで販売するメンズブランドで、ウェブサイトやSNS(交流サイト)など様々なデジタルツールやアプリケーションを通じて、マーケティングを実施する。

 シテラの主力アイテムは、バッグやアウター、スウェットなどで、「ポーラテック」や高密度織物「パーテックス」などの機能性の高い素材を多用している。都市部での短距離移動から都市間での長距離移動に適した「アクティブ・トランスファー・ウェア」をテーマに開発、クリエイティブ監修は元ビームス・クリエイティブディレクターの梶原由景氏、ディレクションは「ビズビム」の元創業メンバーの永直樹氏が担当している。

 主力ターゲットは、セレクトショップなどでの購入機会が多い30~40代の男性に設定し、サイズはS、M、L、XL。1日から販売を始めたが、アクセスの3分の1は米国、香港、シンガポールなど海外から。国内のみならず、海外向けの販売拡大にも期待を寄せている。

 ヤマトインターナショナルは、来年の創業70周年を「第3の創業」と位置付け、「ハードからソフトへの変革」をキーワードに構造改革を進めている。シテラの開発は象徴事例で、シテラを成功させることで「ヨコ展開にもつなげたい」考え。

テーマは「アクティブ・トランスファー・ウエア」



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