シャネル・ネクサス・ホールでサラ・ムーン写真展

2018/04/10 11:00 更新


Medium la main gelee  2000

 ファッションとアートの関係は、最近の流行というわけでもなく自然な流れの中に成立している。それはファッションもある意味アートだから。たとえば「シャネル」は、アートを愛するガブリエル・シャネルが、無名時代のピカソやコクトー、ヴィスコンティらを支援していた話が有名だ。その精神は現在も継承されいる。

 東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールでは、アーティストにチャレンジと発表の場を提供している。過去最大の作品数で5月4日まで開催している写真展「D’un jour à l’àutre 巡りゆく日々」は、60年代にモデルとして活躍し、70年代からファッションや広告の写真家、また映像作家として活動を続けるサラ・ムーンが自ら構成を手掛けた、未発表作品を含む個展だ。シャネル銀座ブティックと「ベージュ・アラン・デュカス東京」でも、シャネル・ファイン・ジュエリーとの協業による作品が特別展示されている。時を超えた空気感が香る作品を味わいたい。

 また、春の京都で恒例の「キョウトグラフィー京都国際写真祭」が今年も14日~5月13日に開かれる。初回から参加するシャネル・ネクサス・ホールが今年1月に1カ月ほど行ったフランク・ホーヴァット写真展「Un moment d’une femme」が、しまだいギャラリーに巡回する。50年代から活躍する、世界で最も影響力のあるファッション写真家の一人として知られる彼の日本初の本格的な個展だ。

(ライフスタイルジャーナリスト・宇佐美浩子)

La main gelée, 2000 © Sarah Moon

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