英投資ファンド、伊チェルッティを買収

2018/07/12 06:26 更新


 【ミラノ=高橋恵通信員】伊のラニフィーチョ・フラテッリ・チェルッティ(ビエラ市)が、ロンドンを本拠地とする投資ファンド、ジョード・パートナーズに株式の8割を売却した。残りの2割は創業者のチェルッティ一族が保持する。

 ジョード・パートナーズは今後3年間で、新たな製造ラインの導入と事業の再生を計画している。伊現地紙「エコー・ディ・ビエラ」は、「ニーノ・チェルッティ会長はビエラ地区での生産体制を完全に維持し、会社の再編などはないと保証している」とする。

 同社の17年の売り上げは7000万 ユーロ 。うち85%を輸出している。従業員数は320人。



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