カルティエ、大阪万博「ウーマンズパビリオン」出展へ会見

2025/03/07 14:45 更新


カルティエジャパン宮地CEO(左)と2025年日本国際博覧会協会事務総長の石毛氏

 リシュモンジャパンのカルティエは3月8日の国際女性デーに先駆け、記者会見とトークセッションを在日フランス大使公邸で開いた。テーマは、2025年大阪・関西万博に出展する「ウーマンズパビリオンインコラボレーションウィズカルティエ」。

 カルティエは、21年にドバイ国際博覧会にウーマンズパビリオンを出展しており、大阪万博での出展はこれに続くもの。今回は2025年日本国際博覧会協会、内閣府、経済産業省との共同出展。

 会見にはカルティエジャパンプレジデント&CEO(最高経営責任者)の宮地純氏と、2025年日本国際博覧会協会事務総長の石毛博行氏が登壇した。宮地CEOは「ジェンダーにかかわらず共に輝ける未来のために一人ひとりに何ができるのか。パビリオンでの体験を通して何かを感じ、考え、そしてそれぞれのコミュニティーで行動を移すきっかけになれば」と述べた。石毛事務総長は「対話と交流を通じてお互いに知見を共有し新たなつながり、新たな和を生み出す場になると心から期待している」とした。 

 パビリオンは2フロア構成。1階は3人の女性の足跡をショートフィルムなどを通じ来場者がたどる展示が主軸。来場者も自身の名前を提示し、そのストーリーに織り込まれるような演出を企画。多様な視点と表現でジェンダー平等に関連する課題を提示する。2階は対話スペースとなり、150以上の講演などを企画。また同パビリオンのアテンダントユニフォームを「サカイ」の阿部千登勢氏が手掛けるなども発表された。

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